読者の海外風俗体験記

第993回 いきり立ったが吉日・2005 ~惜別~(四日目)by ECE


やり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。小生のヤリ方だ。

 大きなダブルベッドの上でトゥカタと二人で寝ていた。もう陽が高く昇っていたようだったが、時計のないこの部屋では何時なのかはさっぱり分からなかった。小生は慌ててベッドを飛び出し、着替えはじめたところでトゥカタが目を覚ました。

まだ早いからもっとゆっくり寝ていけば、という彼女の忠告を無視してどうやって帰ろうか考えていた。ここは本当に静かな住宅街の一画でアパートの前の細い道はタクシーどころか人だって歩いていないような通りだったからだ。早起きさせられた彼女は不機嫌になり、パジャマの上からガウンを羽織ると1階の守衛室までついてきてタクシーを呼んでくれた。タクシーが来たときには、お互いに「あばよ」といった感じで別れた。

 タクシーに乗って始めて朝の10時だという事が判った。彼女にすれば随分早起きだったに違いない。残念な別れ方だったが、それは彼女の機嫌とはあまり関係なく、小生がイメージしていたゴーゴーギャルの生活像とあまりにもかけ離れていたからかもしれない。

勝手な話だが、ゴーゴーバーで働く女の子というのは、地方出身者が大半で多くは実家の家計を支えるための手段として働いているものだという思い込みがあったのだ。付け加えれば、ワンルームを何人かでシェアし、ステレオやエアコンといった電化製品とは無縁なもので質素な生活をイメージしていた。

そのイメージがあったからこそ、小生も堂々とペイバーしていたのかもしれない。きっと心の中でODAのつもりでいたんだろう。日本政府の行うODAとは使用目的を限定した紐付き援助が多い。仮にその援助の結果、ダムが建設されたとしてもゴーゴーバーで働く女の子達の生活が大幅に改善されるとは思えない。ならば小生が手渡す2000バーツや3000バーツの方が彼女達の生活に、より大きな影響を与えられると思っていたからだ。

需要があるから供給されるのではなくて、供給に需要が手助けしていると思いたかったのだ。ただ、そんな事は都合のいい話で、単に小生のしている行為を正当化しようとしたかっただけの事だったのだ。誰に指摘されなくても、そんなことは3歳位の時から気付いていたのだが。

 ホテルに戻るとドアの下の隙間からチコの置手紙があった。プールにいますとのことだ。あわてて支度をしてチコの後を追っかけた。わずか12時間ぶりの再会だったが随分懐かしく感じた。やはり小生を満足させるのはトゥカタでもLBでもなくチコしかいないのだ。

 午後からはタニヤに行くことにした。単にラーメンを食べるためだ。昨夜にトゥカタが日本食が好きで、中でもラーメンが大好きだと話ていた。ラーメンが日本食かどうかは別にして、小生も昨夜からラーメンが食べたくてしょうがなかったのだ。

食事を終えると、もうタニヤには用がなかった。我々はトゥクトゥクを拾ってナナホテルに戻ることにした。時間を潰すのも飽きてきたので昼寝するつもりだったのだ。我々を乗せたトゥクトゥクがもう少しでホテルに到着する所でバンコク名物の渋滞にハマッてしまった。

こうなれば我慢強くトゥクトゥクに乗っているより、歩いてしまった方が早いので、歩いてホテルに戻ろうとした途中、衝動的に美容院に入りたくなってしまった。別に髪の毛を切るつもりではなかったのだが、バンコクの美容院ではマッサージや耳掃除やツメ切りなんかを組み合わせてオーダーできる仕組みになっていた。

小生はフェイスマッサージと耳掃除とツメ切りとシェービングをオーダーし、チコはフットマッサージを1時間オーダーしていた。結局マッサージかい!!午前中はプール、午後はマッサージ。夜遊び以外に本当に目的のない旅を3年連続している我々だった。

 美容院ではカワイイ若い女のスタッフと年季の入ったババァと完全に住み分けされていた。ババァはフットマッサージ担当。若い女の子は美容担当だ。よってチコにはババァ。小生には若い女の子が3人もついた。まず、フェイスマッサージから始まったが、これはマッサージというよりも完全にエステだった。

スチームを当てながら、丹念にクリームやオイルを使ってのスキンケア。仕上げに何かのオイルに漬けてあったスライス状のキュウリを顔面全部を覆うように重ねていく。その間にレーザー光線のような光を当てながらの丁寧な耳掃除。それが終わると今度は両手両足のツメ切りだ。

あま皮まで綺麗に取り除き、最後に顔のキュウリを外してシェービングをしてもらうとすっかり顔のお肌がピチピチになった。これで1000バーツ。高いのか安いのか微妙なところだったが、時間は潰せたのでよしとしよう。

マッサージを終えていたチコは先にホテルに戻っていた。小生もそれを追いかけるように店を後にし、交差点で信号待ちをしていた時に、後ろから肩を叩かれた。振り返ると、そこにはナナプラザのオープンバーで働くウエイトレスの姿があった。

昨日も薬局でバッタリあったのだが、どうやら小生はこの娘との相性がよさそうだった。決して好みのタイプではなかったが、明るい笑顔がとってもカワイイ娘だったので、今夜はお店に行くよと言って別れた。

 ホテルに戻るとチコは昼寝をすると言うので、ゴーゴーバーがオープンするにはまだまだ早かったが、一足先にナナプラザに行く事にした。それは先程の彼女相手にオープンバーで一杯飲もうと思っていたからだ。店に着くと彼女は大喜びしながら、小生を迎えてくれた。席についてハイネケンを注文すると、彼女が持っていた「指差し会話帖」をもとに、お互いの年齢や職業、出身地等を確かめ合った。

そんな事はどうでもよかったのだが、とにかくその場はそうして時間を潰した。お互いに確認することが無くなった後、彼女の口から本題が出た。「ペイバーしてほしい」と。小生は頷くと、ハイネケンの他に彼女のペイバー代を付け足して会計した。彼女の名前はクリームと言った。クリームはまるで、小生の睾丸がゴロゴロしているのを承知であったかのように、ホテルの部屋に入ると濃厚な愛撫をしてきた。

見た目はまだ十代のようなあどけなさを漂わせていたが、男性が感じるポイントは全て熟知しているような愛撫だった。まだほとんど素面であった小生は愚息にスキンを被せると、半分洋服を着たままの彼女の中に押し込むと、犯すように腰を振りつづけた。時間にしてわずかなことであったが。性欲から開放されると、途端に彼女の存在がうっとうしくなってきた。

彼女の生い立ちや今日見た映画の話が小生にはどうでもよかったのだ。彼女は今日の午前中に「トムヤンクン」というタイトルの映画を観たらしい。内容はムエタイ映画なのらしいが、小生にはトムヤンクンとは辛いスープ以外に何のイメージも無かったからだ。それはまるで高原がドイツでスシボンバーというニックネームを付けられたかのようだった。

 彼女にはチコと晩飯を食いにいくからという理由で帰ってもらった。私も一緒に行くと言ってきかなかったが、チコは君が好きでヤキモチやくからと、適当な理由をつけて何とか帰らした。性欲に限らず、人間の欲望が有限ではなく、もっと限りのない次元にあれば彼女を傷つけなくて済んだのかと、何か違うモノのせいにしたかった。それにはクリームちゃんが小生にとっても無邪気な存在に感じられてからかもしれない。

 彼女を帰した後、一度チコと合流したが今日はホテルでガイちゃんと待ち合わせしていると言うので、再び小生は一人でナナプラザへと向かった。もうゴーゴーバーがオープンしている時間になっていたからだ。ところでチコは今年の旅でガイちゃんしかペイバーしていない事に気がついた。

おまけに昨日はG-SPOTにガイちゃんの三日分のペイバー代を前払いし、その様相は現地妻のような勢いだった。さらに付け加えれば、毎晩毎晩チコはチップと称してガイちゃんにバーツを渡していたが、その金額は到底チップという額ではなく、彼女一家の生活費そのものだった。我々がバンコクに到着した日からずっとそれを続けていたのだから、もはやチコの扶養家族と言っても言い過ぎではなさそうだった。

 小生は性懲りも無く、またカスケードへと向かった。やっぱりそこのLB達はどう見てもそこらの女よりもよっぽどキレイだったからだ。店に入ると決まって黒いロングヘアーが美しいLBを探したが、スコールの影響で少し遅れているという事だったので、二番目にお気に入りの平山あや似のLBを席につかせた。こいつも抜群にカワイイのだ。小生が日本に帰ってから、彼女の写真を会社の人間に見せたのだが、男と信じたのは僅かだったほどだ。彼女といいムードで甘いトークをしていた時に、例の黒いロングヘアーのLBが出勤してきた。バツが悪くなった小生は、会計をして店を出た。

 続いて小生が入店したのはレインボー1だったが、とりたてて何もすることなく退店した後、クリームちゃんが働くオープンバーに立ち寄った。すると彼女は先程、チコが女を連れてこの店に来たよと言っていた。女とはきっとガイちゃんのことだろう。クリームちゃんにはチコと小生は一緒に晩飯を食べにいっていることになっていたので、少しバツが悪かったが、彼女は優しくチコならレインボー4に行ったと教えてくれた。

彼女に礼を言い、レインボー4に向かおうとした時に、「あなたはまるでバタフライね」と言ってきた。つまり甘い蜜を求めて、どこにでも飛んで行ってしまうような蝶々だと。小生は苦笑いを浮かべながら、もう一度礼を言い、その場を去った。  レインバー4に入るとすぐにチコとガイちゃんの姿を発見し、携帯電話なんてなくとも、こうして落ち合える事を喜んだ。僕らはいつも以心伝心だ。待ち合わせ場所で待ち合わせた人間がいつまでもそこにはいないのと同じように、我々もレインバー4を後にし、ガイちゃんの希望でG-SPOTへと向かった。

入店すると我々の登場を待ち構えていたように、一昨日のウエイトレスやらスタッフが我々を取り囲み歓迎してくれた。それを見たDJが「スペシャルゲストがやって来た」とマイクを通してアナウンスし、ボルテージが一気に加速していった。手招きしているDJの前に例のごとく席を構え、早速DJにチップを渡し、あとは目で合図さえ送れば、小生の好きな曲がメドレーとなって店内に響きわたる。

気がつくとチコと小生のテーブルの周りには二重にも三重にも人の輪ができ、みんなチップを期待しているようだった。その期待に応えてやると、我々の一画だけ異様な盛り上がりをみせ、他のテーブルの人達は何事かと好奇な目でチコと小生を見ていた。いい気分だったが、また金を使いすぎると後でチコがガイちゃんに怒られてしまうので、キリがいいところで会計した。

今日は1800バーツ程度だったが、それでもゴーゴーでそれだけ使えば十分だろう。チーママと思われるような恰幅のいいウエイトレスが「もうあなたと私は友達だから、何かあればいつでもいらっしゃい」といっていたが、小生がG-SPOTに行きたいのではなく、外貨を目的とした彼女がいつでも来てほしかったようだった。

 続いて我々はこれまたガイちゃんのリクエストに応え、3階のカスケードに入った。小生はこの日2回目のカスケードである。今度こそ黒いロングヘアーがとてもキレイなLBを呼び寄せると、先程の平山あや似のLBも席に来てしまった。こうなりゃ、左手にロングヘアーのLBをに右手には平山あやをはべらせて、交互にキスをして、交互にオッパイを揉んでやった。それを後ろの席で見ていたチコとガイちゃんは大爆笑していた。

オカマ相手に完全にエレクトしていたのである。もう完全に酔っ払っていた小生は、交互にそれぞれのLBに聞いてみた。「今日はお前をペイバーする。明日はお前をペイバーする。それとも今日二人をペイバーして3Pする。どっちがいい」そしたら二人とも「Up to you」だってさ。女が一人もいない3Pもアホらしくてとても魅力的だったが、体力的な理由でこの日は平山あやだけをペイバーする事にした。

もうこの時の小生はチンポが付いているかどうかというのは、もり蕎麦かざる蕎麦での違いでしかなかったのだ。全てを達観し、悟りを開いた境地だった小生は苦笑いするチコとガイちゃんに別れを告げ、小生はホテルへと急いだ。

 部屋に入るや否や熱いディープキスをし、彼女がパンツを脱がないことだけに細心の注意を払い、お互いの身体を求め合った。それは登山家が雲の流れを見ただけで山の天気の変化を予想できるのと同じように、元男の彼女は男性が感じるポイントを熟知していた。

彼女は小生の愚息にスキンを被せると、それにグリスを塗り、滑り具合を確認してから彼女のチンポがギリギリ見えないようにパンツをおしりの方からずらし、愚息を手に取ると菊の門へと導いていった。その慣れた一連の動作はまるで無駄がなく、茶道家がお茶を立てる技術にも似ていた。小生はゆっくりと菊の門の中に挿入し、はじめて味わう感触を堪能した。

ハンパなくきつかった。これが小生のヤリ方だ。痛くないか聞いてみたところ、少し痛いというので、小生はまたゆっくりと抜き出し、彼女に手コキをオーダーしたが、この夜も不発に終わった。ただ単に酔っ払っていたからだ。同じことの繰り返しだ。

飲んだらヤルな、ヤルなら飲むな。

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