読者の海外風俗体験記

第992回 いきり立ったが吉日・2005 ~惜別~(三日目)by ECE


情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのと同じである (マタイによる福音5章27節)

 目が覚めた時、チンポにはまだコンドームが装着されていた。思わずタメ息が出る。まぁ、今日は昨日の分まで頑張るしかない。とりあえず毎度の事ではあるが、午前中はチコとプールに行くことにした。

 プールで昨夜のことをチコから聞くと、あの後ガイちゃんから怒られたらしい。理由は金の使い過ぎでだ。どうやらG-SPOTで4000バーツ以上も使った奴なんて見たことないらしい。おまけにチップ等も含めれば、6000バーツはゆうに超えていただろう。

確かに財布の中身を確認すると旅もまだ中盤だというのに相当なハイペースで金を使っている。誘拐された王様を解放できるくらいの金額は吹っ飛んでいた。少し節約しようとも思ったが、ゴーゴーバーで6000バーツ以上も使うような奴らに、そんなのハナから無理な話であった。

 昼飯を食べにナナスクエアのフードコートに向かった。実は昨日もここで昼飯を食っていたのだ。チコとの訪泰はこれで3度目なのだが、我々のテリトリーとは本当に狭いものだった。美味くもなくまずくもない料理を食べ終わると、その上のフロアに行ってフットマッサージすることにした。

マッサージとはチコと小生の日中の行動の定番だったが、これはただナナプラザがオープンするまでの暇つぶしのようなものだった。昨日の店とは違いここの按摩士は随分年季がはいっていた。さっそく暇つぶしの為、1時間250バーツでフットマッサージをお願いしたのだが、やっぱりマッサージはババァに限るわ。力加減が絶妙だ。おまけに変な気を起さないですむ。

すっかりリラックスした気分に浸っていると、このババァが何か話かけてきた。けど、何言ってるのかさっぱり分からん。それでもしつこく話しかけてくるので、「バーミー マイ サイ パクチー」(ラーメン パクチー抜きで)とはぐらかしてやったら、こいつらを大爆笑させてしまった。

今まで小生は知ってるタイ語は3つだけだ。サワディー(こんにちは)コップンカー(ありがとう)チャカチー(くすぐったい)と言っては爆笑を誘ったものだったが、実は小生が一番最初に覚えたタイ語は「マイ サイ パクチー」(パクチー抜き)だったのだ。

覚えたというより、必要にかられて自然と身についたようなものだった。つまり小生はパクチーが大嫌いだったのである。マッサージ中に「ラーメン パクチー抜きで」とつぶやく日本人が滑稽だったんだろう。これは使えると思い、タイ人女性を口説く時の文句として小生のリストに加えることにした。

 マッサージを終えた我々は薬局にイソジンを探しにいった。チコは喉が痛いらしい。病気持ちの女をクンニして口径感染していなければいいのだが。薬局に入ると、一人の女の子が声を掛けてきた。見れば、昨夜オープンバーで働いていた娘だった。屈託のない笑顔がとってもカワイイ娘だったので、今夜は飲みに行くよと言って、この場は別れた。3年連続のタイ旅行である。行動範囲が狭いせいもあってか、馴染みの店や人が少しづつ増えているのを実感した。

 さて時間も適当に潰せたところで、今夜はラチャダーピセークに行くことにした。お目当てはエンターテイメントコンプレックスのモモだ。このモモというのは、ゴーゴーバーのようにステージがあって、そこで女が踊っているだけではなく、女の子と一緒にビリヤードやカラオケやダーツや本番などといったもので楽しめるシステムになっている。

昨年も来たかった店なのだが、ナナプラザのLBに後ろ髪を引かれて、結局来れなかった店だったのだ。今年は意を決して夜のラチャダーにBTSと地下鉄を乗り継いで向かおうとした矢先、出勤途中の昨日のLBにバッタリ会ってしまった。

昨夜はまた後で来るよと言ってカスケードを出たものの、結局店には戻らなかったのだ。そのせいで少し怒っているようにも見えたが、今夜も行くよと言ってここは別れた。危うくLBの呪縛により、再びナナプラザに引き戻されるとこだった。チコはLBは出勤途中もLBなんだと感慨深そうにしていた。どうやらお店に着いてからLBに変身すると思っていたようだ。

 モモに向かった我々だったが、地下鉄で降りる駅を間違えて2駅先まで行ってしまった。しょうがないのでタクシーで戻ろうとしたのだが、これまたタクシーの運転手に行き先がうまく伝わっていなかったらしく、目的地から逆走していた。結局、我々が目的地に辿り着いたのは地下鉄を降りてから1時間以上経ってからのことだった。とりあえず、モモの近くまで来れたので晩飯を食べてからモモに行くことにしたのだが、肝心なモモの正確な場所を知らなかったのだ。

大体この辺という感覚でいたのだが、これが大失敗。っていうか当たり前だよな。「事前に計画をしっかり立てましょう」なんて消費者金融みたいなオチになっちゃったよ。せっかく苦労してここまで来たのに。しょうがないよね、チコと小生は人の苦労を水の泡にするのは得意中の得意なんだからさ。

 トゥクトゥクに乗ってナナに戻る途中でチャオ2とプラザを覗いてみたが、あいにくチコと小生を刺激するチンピク娘はいなかったので、LBからの呪縛を解放するためにカスケードに向かった。  カスケードに入ると、不意のうちに小生はステージ上のLB達をガン見していた。心の中ですでに姦淫していたのである。

その中で例のLBを見つけると、席に呼び寄せペイバーしようか悩んでいた。心の中ではなく、ベッドの中で姦淫しようとしていたのである。LBからの呪縛を解放するつもりが、気が付くと、すっかり癒されていた。それはまるでLBからマイナスイオンが出ているかのようだった。

ただ、バンコクに来て3日目。まだ一度も体内受精をしていないことに気付き、この夜は体内受精ができる娘を探すことにして店を後にした。LBならば違う穴に入れないといけないからね。一昨日の歯に矯正している女に会いたくなった小生はレインボー4に向かったのだが、なんと入口の前に見覚えのある女が。思わず「What is your name?」の小生の問いかけに、「トゥカタ」と答える彼女。

そう、去年小生がペイバーした女だ。昨年の日記ではフェラ顔と表していたトゥカタだったのだ。相変わらずのカワイさに、昨年の小生の選人眼が間違っていなかったことを確信した。席につくと一年前の昔話が始まった。

「去年、小生はロングしたかったのにコカインパーティーがあるって言って帰っちゃったのが残念だったよ、しかも君は小生にガンジャを用意しておいてくれるって言ってたんだぜ。」

「去年はごめんね。でも今日はロングOKだよ。しかもガンジャもあるし。」

「よし、ペイバーするよ。」

「どこに泊ってるの?ナナホテル?だったら私のアパートに来ない?ガンジャもアパートに置いてあるの。」

彼女はナナホテルは汚くて、臭くて、オバケが出るから嫌いだと言っていた。何で日本人はあんなホテルに泊るのかとも。何故ナナホテルに泊るのかと聞かれたら、それはナナプラザが近いからとしか答えようがなかったが、それはつまり、ナナプラザに来るためにタイに来ていると言っているようなもので返答に困った。

 とにかく、タイの一人暮らしの女の家に遊びに行って、ガンジャを決めながら朝までオッパメルというのは、いかにも楽しそうな話であったので、チコとはここで別れて彼女のアパートに行くことにした。

 行きのタクシーの中で、彼女は先週パンガンのパーティーに行ってきてとても楽しかったと話していた。2週間後も行くらしい。どうやら日本人に連れて行ってもらっているようだ。そして彼女は何人もの日本人の友達の名前を口しては、日本が大好きだといっていた。

日本食、日本の音楽、日本語、日本文化が好きだと言っていたが、小生には一番好きなのは日本円としか思えなかった。それには彼女がアパートの家賃は4000バーツでとても安いなどとヌカしていたが、4000バーツといえばタイのOLの平均月収に相当する。彼女がそんなアパートに住めたり、パンガンに遊びに行けるのは先程口にしていた日本人の友達とは無関係ではなさそうだったからだ。

 アパートは鉄筋コンクリート造りで白いアクリルリシン吹き付けの15階建ての建物だった。1階には守衛室のほかコンビニもあり、どうみてもミドルクラス以上の生活がそこにはありそうだった。部屋はワンルームで小さなバルコニーとトイレと一緒になったシャワーがあるだけの簡素な作りになっていたが、部屋の中央にある大きなテレビとステレオとソファーは小生がイメージしていたタイの独身女性の部屋とは大きなギャップがあった。

彼女は部屋に入るなり、すぐにタッパー容器に入ったガンジャとペットボトルを改造してつくったお手製のウォーターパイプを用意して手馴れた手付きで一服つけていた。葉っぱを詰め替えると小生に差出し、それを受け取ると大きなソファーの上に借りてきたネコのように座り、本場タイ産のガンジャを決めこんだ。

甘く芳醇な白い煙はやさしい口当たりで、小生の気管を通り過ぎていった。トゥカタはステレオのスイッチを入れると再生を押すだけで、トランスミュージックが大音量で流れだした。ベースやバスドラムの音が形になってスピーカーから飛び出し、二人の五感を刺激した。

しばらく二人で回し飲みを続けた後、ガン決まったままで大きなダブルベッドの中でもつれあっていった。唇を重ね合わせると、舌の表面を構成する粒の一つまでもが鮮明に感じられ、ゆっくりと時間をかけてその感触を楽しんだ。小生の舌はそのまま彼女の胸を経由して下半身へと下りていき、湿った股間を刺激すると、声にもならない声をあげて、彼女はヨガリはじめた。

機が熟した頃に彼女は枕元に用意していたコンドームを小生に手渡し、愚息を求めてきた。手渡されたコンドームには日本語で「うすうす」と書かれていた。小生はそれを速やかに装着すると彼女の中にスベリ込ませた、ところまでは良かったのだが、すっかりガン決まって完全に平行感覚を失っていた小生がピストン運動をするのには到底不可能な話であった。

なんせバック転を2万回くらいやってた感覚だったからね。ところが納得いかないのは彼女の方だった。仰向けになった小生の上に馬乗りになって騎上位を始めやがった。それでもウンともスンともいわない愚息を手に取り、凄まじい勢いで手コキをしてきた。

何が何でもイカそうとしている。こいつのプロ根性には頭が下がったが、小生はそれを拒み、彼女の手を解くと、酩酊した身体を宙に浮かせ、どこまでもどこまでも高く昇っていき、もう少しでバンコクの明るい夜空にかすかに輝く星に手が届きそうなところで小生の記憶が消えていった。

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