
東莞を皮切りに始まった売春、ダメゼッタイなお達しが中国全土に飛び火しているようで。
それでも13億の人民を擁する大中華。国土の隅々まで取締りの波が行き渡ることあらんや、いわんや中朝国境をや。そんな激甘予想を胸に抱いて、GWを利用して辺境地域へ行って参りました。向かった先は遼寧省丹東であります。
1970回の雅さんという方のレポートを拝読して、いつか行ってみたいと思っていた憧れの地。朝鮮小姐とやってしまった、すごい人です。はっきりいって、うらやましいです。
プノンペンで、ダナンで、シェムリアップで、上海で。各地の朝鮮国営レストランで出会った、美しくも誇り高い朝鮮小姐。
彼女たちの歌や踊りを眺めたり、談笑するだけでも心洗われる思いですが、ここではそんな閉ざされた国の女性たちと、より深く触れ合えるかもしれないわけです。
時節柄万が一のリスクもあり、内心不安ではありましたが、朝鮮小姐との一夜を妄想するにつけ居てもたってもいられず、北京経由で丹東の街へと降り立ちました。
丹東へのアクセスは瀋陽から車を使うルートもあるようですが、わたくしは時間短縮のために空路を選びました。午前中に東京を発てば、夕方には現地に着けるかと思います。
ただし、帰りは即日東京まで戻れる乗り継ぎ便がないため、北京で1泊を要します。これはつまり、丹東で小姐にありつけなかった場合、北京でリベンジができるスケジュール。もっとも北京は中国で最も取締りが厳しいと聞いていたため、それはあくまで保険として、丹東滞在の3日間で全力を尽くすことにしました。

滞在したホテルは最近できたばかりの新安東大酒店。鴨緑江沿いの部屋ですと、部屋の窓から新義州の街が一望に見渡せます。
山野にはほとんど樹木がなく、今にも崩れそうな建物が並び、夜になると灯りは皆無。のどかな光景、などと言えるような眺望ではなく、土地バブル末期で高層ビルだらけの中国側との格差は残酷の一言に尽きます。
夜、小姐を求めて徘徊を始めます。街の第一印象は、とにかく銭湯が多いということ。現地では「洗浴」と言うようなのですが、廃屋同然のオンボロなところからネオンギラギラでどう考えてもまともな銭湯ではないところまで、過剰にお風呂屋さんだらけ。
丹東の人はきれい好きなのか、それとも単に自宅に風呂がない家が多いのか分かりませんが、こんなに風呂屋が多い街はわたくし、吉原か堀之内くらいしか知りません。
その全てがエロ仕様とは到底思えず、普通に解釈すれば、ぼろいところは地元民用、ネオン全開のところは中国人観光客向けのサウナ的特殊浴場だろうと思い、後者に凸することにしました。

1件目は新安東ホテルから徒歩数分の、天歌洗浴という店。外見はどう見てもマッサージパーラーです。
一歩足を踏み入れたとたん、不安が脳裏をよぎりました。男性専用とばかり思いきや、なぜか思いっきり「女湯」がある。でもフロントにはどう考えてもまともな商売じゃないお兄さんが待機していて、やはり単なる銭湯とは思えない。
考えても仕方ないので、入ってみました。英語はもちろん通じず、中国語オンリーです。
ロッカーのキーを渡され、鍵は店員が持っているものと合わせないと開かない仕組み。このへんは中国各地のサウナと同じでした。
風呂場はかなりしょぼい健康ランド風で、おっさんがアカスリを薦めてきますがスルー。5分で出て、フロントに按摩、小姐と言ってみました。すると、「それを早く言え」とばかりに、奥の休憩室に案内されます。
3階が個室ゾーンで、奥に珍妙なミニドレス姿の小姐たちがたむろしているのが見えました。レベルは、まあ厳しいなといった印象。
待っていると、出てきたのは40オーバー確定のババア。
呆然としている自分に、ババアが説明を始めます。268元、318元どっちにするか、これしか言っていることが分かりませんでした。
どちらにしても心に傷を負うことは間違いなく、安い方でいいと言うと、着衣のままマッサージが始まりました。これは、やたらとうまい。そしてエロ行為に移る気配も皆無。助かった、というのが正直な感想です。
マッサージの終わりになって、ババアが手でしごくまねをしながら「ターショウジー?」と聞いてきます。漢字にすると「打手機」だと思うのですが、自分の中国語理解度だとよく分からず。いずれにしてもまったく不要でした。
早々に金を置いて、出てきました。中朝国境まで来て、ファーストコンタクトがあわやババアの手コキ。この遠征は、大失敗であったかもしれない。そんな不安を打ち消すために、すぐ目の前にあるもう1件の洗浴に飛び込みました。「今日有約」という店でした。

こちらも受付に思いっきり彫り物入りのおっさんがいて、女湯あり。今度は入る前に按摩、小姐と言ってみました。奥に案内されると、前の店よりも休憩フロアに卑猥な雰囲気が感じられ、これは期待大。
部屋にあるメニューに目をやると、VIPなんたらかんたらと書かれた特別コースが目につきます。値段は318元。サービス内容は不明ながら、現地物価から考えると高いのは間違いないです。
ついた小姐は、なんとか20代、まあ見れる、そんなレベル。318元のを頼むと、その小姐はおもむろにキャミソールを脱いでパンツ1枚になりました。
まずは、油を使ったマッサージ。この子もやたらと上手い。それが逆に不安になってきます。合体目的の店ならば、真面目にマッサージなんてやることはないわけで、でも上だけとはいえ服脱いだし、そんな予断を許さない状況です。
と思っていたところ、小姐がおもむろに身体を密着してきました。胸で身体を洗う、サウナ的なプレイです。やっと、ようやく始まったという安堵感。さて下をいつ脱ぐかと期待していたものの、彼女が言った言葉は、
「ターショウジー?」
手コキいるか?との問いかけ、つまり合体はないということです。やはり党中央のお達しは丹東まで届いているってことなんでしょう。その先を狙って交渉してみましたが頑としてNGだったため、仕方なくやってもらうことにしました。
69みたいな体勢で、眼前には小姐のおしり。彼女の手元はこちらからは見えません。手でさわり始め、やがて小姐の頭が上下に動き出しました。それとともに襲ってきた、なにやらちんこが温かいものに包まれている感。
「チュイマ?(フェラか?)」
とっさに聞くと、ここだここ、と彼女は首とアゴの間を指さして、また首を上下に始めました。手コキならぬ丹東流首コキ。
しょうもないといえばそれまでですが、一瞬フェラと錯覚するほどの技ではあり、またお上の規制ぎりぎりのところで頑張ってますという工夫に一本取られた感もあって、これはこれでありかと思いつつ爆射に及びました。
この時点で夜10時。夜も深まった鴨緑江沿いで、灯りのない朝鮮側を眺めながら、むなしい余韻に浸ります。いったい、何しに来たんだろうと。
深夜の丹東は人通りがぐっと減って、寂しい街です。とぼとぼホテルに戻りつつ、次第に賢者モードを脱したわたくしに、ひとつの考えが浮かびました。
ホテルにサウナくらい、あってもよかろう。
自分が滞在した新安東大酒店は上層階が3階ぶちぬきでサウナになっていました。そのうちワンフロアがVIPエリア。単なる健全SPAでそんなに床面積いらんだろうという読みです。
でもホテルの1階になぜか朝鮮から派遣されてきたチョゴリ小姐(朝鮮国営レストランの女性と同じ名札を着けている)がいて、エロの気配は皆無なホテルでもあります。
行ってみると、やはり明らかにそっちのニオイがするコースを発見。中国語の綴りは忘れましたが「丹東1号ロマンティックSPAコース」とかそんな感じで、値段は確か399元。頼んでみると、ドレス姿でスタイル抜群、おそらく20代後半、ただし顔は古田新太風の小姐が現れました。
「ターショウジー?」
また手コキだそうです。手コキの街、丹東。しかもこんどは別途料金160元、合計で7500円くらいのお高い手淫であります。
性格はよかったので、つたない中国語でいろいろ聞いてみました。あなたは朝鮮族ですか?朝鮮小姐はいますか?等々。ところが、「中国人だし朝鮮の女の子なんていないよ」というつれない答え。
それでも諦めきれないわたくしはKTVにも凸しましたが、洗浴同様、あきらかに妖しい外観の店がやたらとあるもののどこへ言っても「只唱歌」(歌うだけ)とのお返事。
店構えがあきらかにワイセツ系なのにこの対応、おそらくかつては夜総会仕様の連れ出しだったんでしょうが、時期的に自粛中なんだと勝手に想像した次第です。
翌日。街を散策するにつけ、この丹東遠征は負けいくさであったと確信せざるを得ませんでした。
国境地帯ということもあり、脱北者狩りというのも本当にあるのか、街のあちこちで公安を見かけます。ちょうど中国各地で通り魔事件が多発していたことも影響してか、丹東駅前には武装警察までいる始末。風紀の乱れは皆無です。

※この写真は朝鮮人民軍のみなさん
そもそも、街に若者が少ない。美人もいない。朝鮮国営レストランに行けば片っ端から拉致りたいほどいくらでも美女がいるんですが、街中ではまず見かけません。
結局、朝鮮小姐は憧れの存在のまま、高望みは捨てて、国営レストランでのわずかな会話や触れ合いの中に喜びを見出すべきと心底感じました。
滞在中、世界最大の朝鮮国営レストランであるという丹東高麗館に昼、夕2食、合計4回行って感じたことですが、彼女たちの態度は、それはそれは立派です。

入口のチョゴリ姿の小姐(ここに一番きれいで若く愛想のいい子が配属されている印象)はおおむねずっと同じ姿勢で立ちつくし客の訪れを待っていて、ウエイトレスのミニスカスーツ朝鮮小姐はどんな言葉にも心を開かず黙々と給仕を務め、まるで軍人のよう。そしてなんと、彼女たちは絶対にチップを受け取らない。
美しいあなたにと言っても、朝鮮人民のためにと渡しても、1元足りとも受け取ろうとしません。貧しくても魂は売らないと言わんばかりの姿勢が、なんとも言えずいじらしい。
彼女たちに会いに行くためだけに、丹東へ行く価値はあると感じます(ただし飯は自分で作った方が100倍マシなレベルの糞不味さ)
2年前の正月、プノンペンの朝鮮国営レストランで接客してもらった、日本語が話せる小姐のことを未だに忘れられない自分がいます。
美人で優しく、わたくしの名前を聞くと給仕中ずっとファーストネームで話かけてくれた彼女。ショーで見せたダンスも歌も、生半可な鍛錬で見に着けたものではなく、幼児の頃から国家に仕込まれて体得したとした思えないレベルの高さ。
英語、中国語、日本語、カンボジア語、朝鮮語の5ヶ国語が話せる子でした。そんな聡明な朝鮮小姐が、成金カンボジア人の酔っぱらい客にお酌をして回る姿は、見ていられませんでした。彼女が朝鮮以外の国に生まれていれば、どれほどの未来があったのかと。
手コキにつぐ手コキ、抜いてもらうほどに寒風が心に沁みる丹東の街でそんなことをしみじみ思い出しながらも、わたくしは脳内を切り替え、北京でのリベンジに向けて既にアップを始めていたのでした。
→北京デリヘル編に続きます
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