読者の海外風俗体験記

第1322回 モスクワのナイトライフ(総論) by ピーコック

モスクワのナイトライフには過去幾人かの投稿がありますが最近ではか なり事情が変わってきています。 今回はその総論のようなものです。

旧東欧諸国や3年前よりビザが不要になったウクライナと違ってロシア への旅行には まだビザが必要です。 バウチャーと呼ばれるホテルなどの払込み証明書がないことにはビザが おりません。

しかも石油による好景気にも支えられモスクワは空前のバブル、ホテル 代の高いこと高いこと。 日本では1万円も出せば部屋は小さいながら結構こぎれいなホテルに泊 まれます。

今のモスクワではバストイレ共同の木賃宿のようなホテルでも1万5千 円以上、 旧ソ連式の狭いベッドでシャワーのみのホテルでも2~3万はします。 マリオットやハイヤットなど外資系のホテルともなると1泊6~7万円 は当たり前。

欧米の会社関係の宿泊客で90%以上の稼働率を誇っていますので旅行 社の友人に頼んでもらっても 値引きなどには一切応じてくれません。

但しこれらの外資系ホテルは日本とは逆にビジネス客が来ない夏期(日 本の夏休み)や メーデーに当たる5月の1日を境に大幅に値を下げます。日本のゴール デンウィーク当たりに 相当しますのでこの時期を狙うのも手です。昨年私が泊まったマリオッ トグランドも平常は 500ドル以上しますが当時は220ドルのキャンペーン期間中でした。

100ドルも出せばとても快適で広々としたプライベートアパートがこ こモスクワにも あるのですがバウチャーを発行できる機関が限られておりインターネッ トで 自分で探してということは難しいのが現状です。

裏技もあるにはあるのですが現地で思わぬトラブルになることもあるの でお薦めできません。 運よくバウチャーを手に入れても到着後オービルという外国人登録を自 分でやらなくてはなりません。 ホテルに泊まりさえすればホテル側がこの手続きを代行してくれますの で短期滞在の場合は やはりホテル以外に選択肢のないのが現状で訪れるにはまだまだ不便さ の残る国です。 お世辞にも開かれた国とは言えません。

隣国のウクライナはビザも不要だし友人の家に泊まろうがアパートに泊 まろうがそれこそ自由。 当たり前のことが当たり前に通じることがどんなに有り難いことかを思 い知らされるのが ロシア旅行です。

但し行きづらい代わりにあちらのほうはバラエティに富んでいます。

西ヨーロッパの夜遊び事情はおおよそ均一化しており余程精通しない限 りあまり面白みがありません。 エスコート嬢はそのレベルとサービスと引き換えに驚く程高いしスト リートガールは超ビジネスライク。

ここモスクワは行きづらい反面世界最古の職業があらゆる形、しかも旅 行者にもすぐ手の届く形で 存在しています。

ここにそれらを種類別にまとめてみました。 モスクワで遊んでみたいと思われる方は是非参考にされて下さい。

1)ホテル常駐型

ソ連時代の遺産ともいえるホテル常駐型女性。 短期旅行者にとっては最もお手軽な方法です。バーやカフェ、カジノな どホテルの公共スペースに たむろしています。 但し最近その数はかなり減少しています。

特に外資系のホテルではホテルの格式を重んじる傾向がありその種の女 性をことごとく 締め出しています。 マリオットやシェラトンなどのホテルではまずお目にかかることはなく なりました。

彼女達と会いたければロシア資本のホテルにお泊まりになることです。 ロシア系のホテルはその殆どが改装されたとはいえ基本的にはレストラ ンやナイトクラブなど 公共のスペースは立派ですが個人の部屋はミニマムという特徴があり外 資系のホテルに比べると 見劣りがしますがホテル内で女性を調達しようと思えば最も簡便なホテ ルと言えます。

ホテル側が女性からコミッションをとって場所を提供していると言って もよく女性の調達は 容易ですが彼女たちの利害に反する、いわゆる外からの連れ込みに対し ては厳しくチェックされます。

既にモスクワにガールフレンドが居て彼女をホテルに泊めるつもりであ れば予約の際に 彼女の名前も記入しておく必要があります。 少なくともチェックインは一緒にして宿泊カードを彼女にも携帯しても らわないと玄関で 思わぬトラブルになることがあります。 1人分でも2人分でも宿泊費はさほど変わりません。

肝心の相場は大体ショートでそのホテルの1泊分の料金と思えば間違い がありません。 ホテルへのコミッションがありますので値引きはあまり期待できません。 モスクワのホテルの高騰に伴って値段も上昇気味です。 残念ながら女性のレベルはあまり高いとは言えません。高齢化も目立ち ます。

観光客慣れしているのである程度の英語が通じるのは有り難いのですが その分サービスは 淡白でとにかく一発抜きたい人向きでしょう。

2)ナイトクラブ、ストリップ、カジノ

現在のモスクワは世界に冠たる歓楽街。 街中には至る所にカジノ、ナイトクラブ、ストリップクラブがあります。 ナイトフライトはあまりにも有名ですがその他にも911などのスト リップクラブがあります。 これらの場所には必ずと言っていい程プロ、セミプロの女性が網を張っ ています。

地元の女性などは「あそこは観光客と売春婦が行くところ」と近づこう ともしません。 こちらも英語の通用度は高く女性のレベルはホテル常駐型に比べると ずっと高くなります。

その分値段も高く中には1000ドルというのもあります。 大体相場は250~500ドル。幅がありますが女性によって違います から仕方ありません。

このようなクラブに出入りする女性は大抵ID(モスクワの住民票のよ うなもの)を持っており 外資系の5つ星ホテルなら出入りできる場合がありますので交渉の際に 確かめるとよいでしょう。

但しIDを持っていてもホテルへの人の出入りが少なくなる午後の11 時以降はどうしても 目立ってしまいますから女の子が嫌がる場合もあります。

ところが早い時間に行っても週末以外は女の子が殆どいません。 賑わってくるのはホテルの出入りが厳しくなる11時以降、何ともタイ ミングが難しい!!

そのような場合には女の子のアパートに行って楽しむことになります。 何と言っても敵地に乗り込む訳ですから貴重品や余分な金は持ち歩かな いこと、当然のリスク マネージメントと言えます。

サービスは女の子にもよりますがやはり観光客慣れしているとあって残 念ながら密度の高さを 期待するのは難しいようです。 値段が高いのはやはりクラブへのコミッションが含まれているからです。

もちろんこの種の遊びに例外はつきもの、中には夢のような思いをした 人もいますがどちらかと いうとその例外に属します。 ロシア語はペラペラ、仕事で何度もモスクワに行っている私の友人がど うしても我慢できなくなって ナイトフライトの女の子と一戦交えましたが350ドルもとられた上に サービスは悪かったと ブツブツ言っていました。

ただ女の子の外見は文句なくハイレベル。それに何よりその場でしかも 自分の目で女の子を 選べるのは大きなアドバンテージです。 サービスはともかくとしてモデル級のロシア美人を抱けるのですからそ れで良しとするのも一考です。

3)カラオケ、サウナ

どちらも女性を呼べるシステムで個室があるのでそこで楽しんでもよい し中にはお持ち帰りの できる店もあります。 詳細は過去に投稿がありますのでそちらに譲りますがどちらかというと 現地人向け。

または 駐在などの長期滞在者向けと言えます。 旅行者が1人で乗り込むには事前の情報収集、綿密な計画が必要です。 またサウナ、カラオケなどは部屋の貸し切りになるので1人だとどうし ても割高になります。

英語の通用度は前2者に比べると劣りますが目的が最初からはっきりし ているのでそれ程の 苦労はないと考えます。

高級サウナだとバブルの最中にあるモスクワでは1時間100~200 ドルも稀ではありません。 ロシア人たちは3~4人で行って気に入った子がいたらそれぞれの個室 に散ってことに励みます。 このあたりは「1人静かに致すをもってよしとす」という我々日本人の 感覚とはちょっと違います。

ロシア人たちは皆サウナがどういうところか知っていますので街中であ からさまに 「サウナに行こうぜ」という言葉は避けたほうが無難です。例え日本語 であってもーーー。 ちょうど日本で「ソープに行こう」と声を大にしてしゃべっているよう なもので一般の人たちからは まず白い眼で見られます。

4)インターネットエスコートガール

http://www.intimcity.ru

http://www.rusdosug.com

各論は筆者が昨年投稿しましたが実はサービスの内容の最も濃いのがこ のインターネットエスコート です。

ホテルやクラブに常駐するとなれば観光客相手ですからある程度英語が しゃべれなくてはなりません。 高いコミッションもとられます。 そこで英語はできない、コミッションを払えるだけ客を取るだけの自信 がない女の子たちは 数人(1人の場合もある)でアパートを借りてインターネットに広告を 出します。

自分を売り出す場はネット上ですから場所代を払う必要はありません。 その分割安です。 それでもモスクワ昨年1時間約6,000円だった相場は今年は 1万円に跳ね上がっています。

美人局などの危険は低いと考えます。 そのような中間搾取が嫌だからこそ彼女たちは場所代の要らないネット の場を借りて売り込んで いるのです。数人で3~4DKのアパートを借りてそれぞれの部屋 を仕事場にしています。

http://www.google.ruなどで検索欄に電話番号を入れてサーチしてみる と数人の女の子のプロフィールが ヒットすることがあります。数人の女の子たちが固定電話や携帯電話を 共有しているからです。 もちろん用心するににこしたことは言うまでもありません。

彼女たちがインターネットという広告媒体のみを使ってアパートで営業 する理由がもう1つあります。 それはIDです。彼女たちの殆どはモスクワの住民票を持っていません。 つまり彼女たちの多くは地方から出てきた非合法モスクワ住民というわ けです。

ホテルはもちろんのことクラブへの出入りは原則不可能です。 首尾よく潜り込めたとしても警備員や警官たちに見つかると格好の恐喝 の標的にされてしまいます。 つまり見逃す代償として賄賂や体を要求されるという訳です。

あちらの公僕が標的にするのは何も言葉のわからない外国人ばかりでは ありません。 日本では考えられないことですがとにかく住民票がないと仕事はおろか 居住することも処罰の 対象ですから彼女たちは警官や警備員を誰よりも恐れます。

特に外国人などと街中を歩いていようものなら嫌でも目立ってしまいま す。 ロシアなどでよく日本人が警官に難癖をつけられ言葉がわからないのを よいことに賄賂を 要求される話を聞きますがこのような女の子たちも立派な標的になりま す。 賄賂だけならまだしもしつこくつきまとわれることも稀ではないといい ます。

公僕のモラルは日本では考えられないほど低いですから日本の警官と同 じように考えていたら とんでもないことになることがあります。 もちろん真面目でいい警官も数多くいます。 万が一警官に絡まれたらここは「地獄の沙汰も金次第」、すばやくチッ プを渡してその場を 見逃してもらうのが賢明です。少なくとも女の子に被害が及ぶ前に。

チップの額が問題になりますが少な過ぎても相手の心象を害しますし逆 に多過ぎても相手に よからぬ思いを抱かせてしまいます。 2007年現在、モスクワの物価を考えると50ドルくらいが適当と考 えます。

これらのインターネット嬢たちが街中のエスコートに応じたがらないの は上記のような 理由からです。 Incallとはこちらから女の子のアパートに出向くことを挿し Outcallというのはいわゆる出張サービス ですがあくまでも個人のアパートへの出張でホテルはNGです。

もちろん中には街中のデートOKの女の子もいますからそれぞれのプロ フィールで エスコートの欄をチェックされるといいかも知れません。(http:// www.intimcity.ru) 印象としては半々くらいでしょうか。

外国人観光客が多く連れ立ってもあまり目立たない中心部なら応じてく れることもあるようですから 交友を深めたい向きは確認してみるといいでしょう。 それこそ、その後のサービスが全く違ったものになる可能性があります。

注意点とまではいきませんがモスクワの目抜き通りであるトベルスカヤ 通りまで出向くとなると 彼女たちも精一杯のオシャレをしてきます。その分電話をしてから2~ 3時間は待たされることを 覚悟しなくてはなりません。

トベルスカヤ通りは彼女たちにとっても特別の場所、 「どうせやるんだから服装なんてどうでもいいじゃないか」という考え はサービスの低下を 招きこそすれ決して得にはなりません。

各女性のサイトにはサービスできる項目が記載されていますがはあまり 当てにはなりません。 相手次第、雰囲気しだいで態度がいかようにも変化するのがこのエス コート嬢の醍醐味とも言えます。 掲載欄ではOKだったものが実際はダメだったりその逆もあり得ます。 ビジネス一辺倒の西ヨーロッパのエスコート嬢と最も異なる一面です。

私が経験した女性はプロフィール上では生フェラもXでしたが3 0分の会話のおかげで すっかり雰囲気が盛り上がりこちらが要求しないのにいきなり生フェラ しかもゴムなし挿入、 膣内発射でした。 (危ない危ない、実は筆者も年甲斐もなく興奮して装着を忘れたし女の 子も要求しなかった)

但し前にも投稿したように一般の旅行者にとって障壁となるのが言葉。 一般にロシアではまだ英語の通用度は低く街中でも通じるのはホテルか 外国人相手の店だけです。 一般市民にはまず通じません。 ましてやエスコート嬢たちは殆どといっていい程英語を解しません。

しかも宿泊しているホテルには上記の理由でまず出入りできませんから 相手のアパートまで 出向くことになります。 連絡をとるためには携帯電話は必要ですしその場所にたどりつくまでに 一苦労あります。

但し一旦連絡が取れたら後はタクシーに乗り再度電話をかけて端末を運 転手に渡して女の子に 説明してもらう、そうすればアパートの前まで連れて行ってくれます。

モスクワのタクシーは殆どが白タク、ホテルで最寄りの地下鉄の駅まで の料金を 聞いておき乗る前に運転手に値段を聞きます。ホテルで聞いた値段と大 きくかけ離れてなければOK。 一旦値段を決めると時間がかかっても同じ値段ですから渋滞の多いモス クワでは助かります。 信号待ちでカチャカチャメーターの上がる日本のタクシーを考えると慣 れるとこちらのほうが 楽です。

アパートまで行ってしまえば、また相手に好感をもたれると信じられな いようなサービスが 受けられる可能性があります。 筆者のつたない経験からすれば雰囲気次第でサービスはいかようにも変 わる可能性がありますから 始めから1時間とケチらないで2時間分予約し、始めの30分くらいは 会話(ジェスチャーでも可) を楽しみ雰囲気を作ることも肝要かと。

西ヨーロッパやアメリカではまずプロの女性からこのようなサービスを 受けることはありません。 ロシア語の知識の有無でサービスに差が出るのは仕方のないところかも 知れませんが決して 必須ではないと思います。

プロの女性からこのようなサービスを受けられるのは他に南米やアフリ カ、アジア諸国の一部が ありますがやはり日本から遠い国、または近くて遠い国ほどサービス はーーとの図式はありそうです。

唯一とも言える欠点、それは掲載されている写真と実物の落差です。 ネットの掲載料以外に殆ど出費のない彼女たちですが掲載する写真だけ はプロのカメラマンに撮って もらいます。それが彼女たちが自分をアピールする唯一の手段だからで す。

掲載する時の写真は完全なメイクアップ、仕事の時の薄化粧を見てア レッと思うこともあります。

中にはhttp://www.intimcity.ruなどの下の欄にその女性を経験 した人のレポートが掲載されている サイト http://sextalk.ru があり本投稿欄のような詳しい記述 がありますが 残念ながらロシア語です。

ただ全く別人というわけではなくせいぜい2~3割引き程度ですから始 めから割り引いて おきさえすればある程度は許容範囲ということができるでしょう。

日本の素人娘さんにも素顔との落差の大きい子はいますからーーー。

電話によるエスコートでは実際に女の子が来るまでどのような子か全く 見当がつかないシステムも 多く見られます。 その点ここモスクワのインターネット嬢は顔写真が掲載されていますか ら始めから割り引いて 考えると事前の検討が可能です。

とにかくモスクワに着いてからインターネットにアクセスしてあれこれ 探して電話するのは 効率が悪い上に中にはもう営業していない女の子や電話番号が使われて いなかったりすることも この種の職業の常として結構あります。

筆者は渡航前に予めネットで調べ海外用の携帯に候補者を10名くらい 連絡先を写真付きで 書き込んでおきます。行く直前にこちらが希望する順に電話をかけ一言 二言言葉を交わしておくと 初めて会った時の印象もぐっと違ったものになります。 限られた時間を節約する意味でもこれくらいの前準備は必用かと。

5)路上のストリートガール

モスクワにもストリートガールのたむろする地域があります。 殆どが車によるピックアップで旅行者向きではありません。 こちらには縄張りがありまたその縄張りを守るためにヒモなり組織なり が介在します。

しかも1)~4)のいずれでも仕事のできない女性集団ですからレベ ル,サービスは最低に属します。 薬中も少なくありません。 治安も決してよいとは言えず物見遊山ですらお薦めしません。

どうしても見てみたいという向きは地理に詳しい人に運転してもらって 通り過ぎるだけにしたほうが よいでしょう。

どうです、少しは参考になりましたでしょうか。 それでは Good Luck !!!

みんなの海外風俗体験記を募集中です!投稿は こちら!から