読者の海外風俗体験記

第1070回 【シンガポール】オーチャードタワーのポン引き・最終回


12月にタイから出稼ぎにやってきたNenちゃん。

オーバーステイ3ヶ月を超えた3月中旬、「来週アユタヤに帰る。今日会いたい」と いうショートメールが入りました。

まあ最後だし、と思って家に呼びつけ朝までさんざん楽しみました。 (いつもの通りブローカーにS$200+チップS$50)

翌週帰国したはずの日にまたも彼女からショートメールが入り、「ボスがお金くれな い。アユタヤに帰れない」というのです。

もしかしてボスは悪徳ブローカーで、彼女はずっとタイに帰れないのではないかと心 配になりました。

さらに最悪の事態が頭をよぎります。

Nenちゃん、昼間軟禁されているホテルから脱走
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通いなれた僕のコンドミニアム前で待ち伏せ
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泣く泣く匿う
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ボスから電話「Nenを匿ってたらタダじゃすまないぞ」
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Nenちゃん、不法滞在の罰則覚悟で警察に駆け込む
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匿っていた僕も警察の事情聴取を受け、就労ビザ取り上げられる
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会社クビ

エイズになっちゃう次に最悪のシナリオです。

不安な数日間を過ごしていたところ3月26日に「29日に帰る。バイバイ」という ショートメールが入ったのですが、前回の例があるので安心出来ません。

もんもんと過ごしていたのですが帰国予定日の翌日30日に「今アユタヤに着いた」と いうショートメールが入り一安心。

僕もちょうど出張でバンコクに居たので電話して「帰れて良かったね」というと「ま たアユタヤで会いたい」としっかり営業されてしまいました。

彼女の話を最初に聞いたときには法律の厳しいシンガポールのイミグレーションが たったS$300で不法滞在者をスルーさせてしまうなんて信じられなかったのですが本 当の事だったようです。

蛇の道は蛇、とはこのことでしょう。

教訓:不法滞在の女の子は家に呼ばずにホテル81に連れて行きましょう。

万が一、アユタヤで再会することがあったらご報告します。

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